皆さま、お暑い中いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は異常な程の暑さで、昨日も街中のアスファルトの上を歩いている時に、まるで砂漠の上を歩いているような暑さだ!と、実際には歩いたこともないのに、そうでも例えないと暑さ加減を表現できないと思いながら家路についておりました。
さて、ワイズの教室では今月も例年通り、数日間にわたり夏期講習を開きました。連日の猛暑にも関わらず、ご参加いただいた方、ありがとうございました!
今回、モンテッソーリクラスでは、いつものレッスンではなかなか時間をかけて取り入れることができないアート活動をしました。
アート活動には素晴らしい要素がいっぱい詰まっています。私はお手本を見せて、「はい、これとそっくりな物を作りましょう、とか描きましょう。」というやり方はせず、自分でイメージを作ってもらい創造するやり方にしました。さまざまな素材を選び、その触感も味わったり、水彩絵の具の色の混ぜ方による偶然のステキな出会いに心ときめかせたりしながら、集中力をもって、一人ひとりが唯一無二の素晴らしい作品を作り上げました。立体的な作品に関しては、あっちから見たりこっちから見たりしながら考え、仕上げていくことで、物事には多面性がある、いろいろな方向から考えるという能力が働きます。
これらのことは、まさにモンテッソーリ教育の特徴である、「自主性」「集中力」等と共通しています。もちろん作業している時には他の子の様子もちらちら見ながら、ではありますが、自分が完成させた作品に満足そうな表情をしていたことが、非常に印象的でした。他人のことを批判せず、それぞれが自分のやったことに心が満たされている状態、これは何にも代えられない、大切なものです。
モンテッソーリ教育は、教具を使ってできるようになることが目的の教育ではありません。最も大切にしていることは、「人間の人格を育てる」ことです。私はモンテッソーリ教育のガイドとしてだけではなく、一人の人間として、一つひとつの小さな努力や、子どもが言葉にしない心の内を感じ取り、大切にする人間でありたいなあ、と思っています。
さて、夏期講習のこと、今回はモンテッソーリクラスに絞った内容になりましたが、いかがでしたでしょうか?
まだまだ残暑が続きそうですが、皆様お体に気をつけてお過ごしください。
押切 洋子






